MENU
ヘルスケア専門メディア「ケンカツ!」が紹介するストレートネックの改善に役立つ情報サイト
ストレートネックの治し方!簡単にできる対策を紹介

ストレートネックの治し方!簡単にできる対策を紹介

ストレートネックは頭が前に出た姿勢が基盤になって起こっています。その分、首に大きな張力がかかり負担を増しています。肩こり、腰痛、めまいなど様々な症状を引き起こします。日常生活で実践可能なストレートネックの治し方をいくつかご紹介いたします。

当サイトの解説者について(プロフィールを詳しく見る)

はじめに

最近、首の痛みの原因とされることが多い「ストレートネック」も、頭が前に出る姿勢と深く関係しています。

頸椎は生理的にはやや前弯(ぜんわん)しています。つまり、カーブの丸みが前に向かう方向に軽く弯曲(ぜんわん)しているのです。この弯曲(わんきょく)が失われて、名前のとおり真っすぐになったのが「ストレートネック」です。

ストレートネックという名前からは、「首が真っすぐになっている」というイメージだけを抱きがちですが、実は頭が前に出た姿勢が基盤になって起こっています。その分、首に大きな張力がかかり、負担を増していることを覚えておいてください。

ストレートネックの症状

ストレートネックが引き起こす症状は、以下のようなものが挙げられます。

【上半身】
・不整脈、狭心痛、腕の震えや脱力、腱鞘炎と肩こり、五十肩
・肩こりや首や頭の重さやだるさの原因
・めまい・耳鳴り・難聴の原因
・脳溢血(脳内に血液が溢れ出て意識障害などが起こる病気)の危険性

【下半身】
・足のけいれん
・頻尿
・細い便やコロコロ便やしぶり腹(便意はあっても便が出ない状態)
・腰痛

【精神面】
・イライラ
・落ち込み
・うつ傾向

ストレートネックのチェック方法

チェック方法(1):壁に背中をつけてみる

壁を背にして「気をつけ」の姿勢を取ります。そのとき、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4ヵ所が特に意識しなくても自然と壁につけば、頸椎は正常な状態です。

もし、後頭部が壁につかなかったり、意識的に首を後ろに倒さないとつかない場合は、ストレートネックの可能性が非常に高いといえます。

チェック方法(2):首の後ろの第7頸椎を触ってみる

首の後ろの第7頸椎(左右の肩の高さの中央付近にある背骨の一つ)がボコッと大きく飛び出ています。ほかの人と見比べて骨が飛び出ていたり、触ってみて高さが2cm以上あれば、ストレートネックの可能性が高いです。

ストレートネックの治し方

あご押し体操

あご押し体操は、どなたでも簡単にでき、すぐに実践できます。あごの先端に指を当て、頭と首を後ろの方向へ押したり戻したりを、くり返すだけです。

やり方のポイントは、二つあります。

一つめは、肩の位置を動かさず、頭と首を水平にスライドさせるように後ろへ押し込むこと。
二つめは、強めにぐっと押し込むことです。
もし、やり始めたばかりで、うまくできないと感じた場合は、背中を壁につけて行うとコツがつかみやすいはずです。

ちなみに、あご押し体操は、1日に何回行っても構いません。
仕事や家事の合間など、日常生活のさまざまな場面で、くり返し行うと効果的です。なるべく頻繁に行うことがお勧めなので、パソコンやスマホを見ながらやってもかまいません。
デスクワークなどで前かがみの姿勢になることが多い人は、15〜30分に一度ぐらい行うと理想的です。

また、頸椎症や首のヘルニア、ムチ打ち症がある人も、できるだけ実践していただきたいと思います。これらの首のトラブルを、悪化させるどころか治癒に導くことができる体操なのです。
いずれにしても、こうしてあご押し体操をくり返し行っていると、固まっていた頸椎関節がゆるみ、動きがよくなってきて、徐々にストレートネックが解消されます。

頸椎は、正しい動かし方をしていれば、本来のカーブを取り戻してきます。習慣づければ、およそ2〜3週間でストレートネックが治り、いつのまにか首のこりや痛みも消えているはずです。
さらに、首の関節はもちろんのこと、首周りの筋肉や神経も正常な状態に戻るので、先ほどお話しした耳鳴り、めまい、頭痛などが軽減されることも大いに期待できる体操なのです。

首をほぐす(首の3点もみ)

首には、いろいろな筋肉があります。
その中でも、耳の付け根から首の両脇に沿って走っている、胸鎖乳突筋は神経の中継地点であり、自律神経や血流に影響が出やすい箇所です。

そこで、この筋肉を治療ポイントとしています。
今回紹介するのは、この胸鎖乳突筋の3点を指でつまむマッサージです。

胸鎖乳突筋のこりをほぐすと、自律神経のバランスが整い、血流がよくなります。その結果、滞っていた耳への血流も回復し、めまいの軽減、かつ場合によっては耳鳴りも改善できるというわけです。

めまいのある患者さんに、治療と並行して、首の3点もみを含む、いくつかのマッサージを1日3回続けてもらいました。すると、実践から約1ヵ月で、実に76%の人が改善を実感しているという結果でした。

もちろん、首の3点もみのほか、パソコンや編み物、TVを見るときの姿勢を改善することも大切です。
また、高齢者の頸性めまいには、体幹や骨格の変形が原因の場合があるので、日常の運動も必要です。

めまいが起こるのを恐れて、首を動かさないよう安静にする人がいますが、むしろストレッチなどで身体を動かして血流をよくするほうが効果的です。

①肩を動かさずに、顔を水平に動かしできるだけ右を向く。
浮き出た胸鎖乳突筋の、上の方(耳の下)を指でつまんで、もみほぐす。

②胸鎖乳突筋の真ん中に指をずらし、同様につまんでもみほぐす。

③胸鎖乳突筋の下のほう(鎖骨の近く)に指をずらし、同様につまんでもみほぐす。



④胸鎖乳突筋の下、真ん中、上の順に同様につまんでもみほぐす。リズムよく上から下、下から上を1往復として、3往復行う。

⑤左側も同様に行う。

※朝昼晩、1日3回行う。
※入浴後に行うのがおすすめ。

胸鎖乳突筋のこりをほぐすと、自律神経のバランスが整い、血流がよくなります。その結果、滞っていた耳への血流も回復し、めまいの軽減、かつ場合によっては耳鳴りも改善できるというわけです。もちろん、首の3点もみのほか、パソコンや編み物、TVを見るときの姿勢を改善することも大切です。

また、高齢者の頸性めまいには、体幹や骨格の変形が原因の場合があるので、日常の運動も必要です。めまいが起こるのを恐れて、首を動かさないよう安静にする人がいますが、むしろストレッチなどで身体を動かして血流をよくするほうが効果的です。

ぜひ、この簡単な首の3点もみを、日常生活に取り入れていただきたいと思っています。
ただし、全身の動脈硬化があったり、重い高血圧や糖尿病がある人は行わないようにしてください。

手首を押しながら首を動かす

もともと、全身のバランスを取るには、首・手首・足首がポイントになります。
なかでも手首は、簡単に刺激できるので、全身のバランスを取るための部位として、とても便利です。加えて、手首の中でも、月状骨が重要なポイントになることがわかったので、この手首の1点押しを開発したというわけです。

その効果は絶大で、しつこく続いていためまいが劇的に治まった例や、うっとうしい耳鳴りが大幅に改善できた例などが続出しています。
また、首の緊張が取れて、ストレートネックやそれによる症状(首の痛み、手のしびれ、腰痛など)も改善されます。
ほかにも、同じ方法で肩こり、頭痛、メニエール病、こりや疲れ目による目の痛み、乗り物酔い、顎関節症などに効果があります。

月状骨の探し方、押し方、首の動かし方は、後述のとおりです。月状骨を押しながら、簡単な首の運動を行いますが、あごの運動(口の開閉)も首の筋肉を使うので、最後にそれを行います。

月状骨の押し方は2種類あります。やりやすいほうでかまいませんが、握力のない女性やお年寄りには、中指で押さえる方法がお勧めです。

効果を得るための注意点として、手首が伸び切らず、甲側に20〜30度、軽く曲がるようにしてください。ただし、手首が深く(直角などに)曲がりすぎるのもよくありません。月状骨をしっかり押すと、手首が自然に軽く曲がります。その自然な曲がり方が大切です。

もう一つの注意として、月状骨を押す指以外は力を抜いてください。すると、わきは閉じ、両手はおなか付近にきます。わきが開いて手が胸付近にきているのは、力が入っている証拠なので気をつけましょう。
これらの点さえ気をつければ、手首の1点押しは、誰でも手軽に行え、高い効果を得られます。ぜひお試しください。

手首の1点押しのやり方

ポイントは月状骨を押すこと

①両手の人さし指の第3関節(握りこぶしを作ると骨が出っ張るところ。右の写真の○部分)を写真のように合わせる。

②そのまま、上になったほうの手の人さし指の先を、手首の小指側にある、くるぶしのような骨の突起に向けて伸ばす。
このとき、伸ばした人さし指の第1関節(指先に最も近い関節)の位置が、月状骨の位置。押すと響く感じがある。

③②の位置に親指の先を当て、残りの指を手のひら側に当てて挟むようにしながら、親指で強く押す。
もしくは、手のひら側から手を回して当て、手首をつかむようにして、中指で強く押す。

※どちらでも、やりやすいほうでOK。

基本の姿勢

・わきを締め、両手がおなか付近にくるように体の力を抜き、症状の出ている側の月状骨を強く押す。
・この姿勢のまま、下の首の運動を行う。

ポイント
・症状の出ている側の手首を押しながら、首の運動を行うのが基本だが、両方行ってもよい。
・押されている側の手首が、自然に手の甲側に曲がるようにする(角度の目安は、20~30度)。曲がりすぎている、あるいは伸びきっている状態だと効果がない。
・1日のうちいつ、何回行ってもよいが、首などに痛みのある場合は、症状が悪化しない程度に、無理のない範囲で行うこと。
・押している部分は、強く押すだけで、もむ必要はない。もんでも効果はない。

手首を押しながら行う首の運動

①首を前後に倒す
前後に倒すのを1回として、5回。

②首を左右に倒す
左右に倒すのを1回として、5回。

③首を左右にひねる
左右にひねるのを1回として、5回。

④口を開閉する
開け閉めを1回として、5回。

月状骨を押すと、手首が軟らかくなるだけではなく、ここを押しながら体を動かすことで、動かした部位の筋肉や関節をほぐす効果もあるとわかったのです。

おわりに

今回ご紹介しましたストレートネックの治し方は、どれも特別な技術やグッズは必要なく、日常生活のちょっとした合間に簡単にできるものです。

頸椎は、正しい動かし方をしていれば、本来のカーブを取り戻してきます。習慣づければ、およそ2〜3週間でストレートネックが治り、いつのまにか首のこりや痛みも消えているはずです。

さらに、首の関節はもちろんのこと、首周りの筋肉や神経も正常な状態に戻るので、肩こり、首こり、耳鳴り、めまい、頭痛などが軽減されることも大いに期待できます。

関連記事

※当サイトの記事(治療・施術機関の記事を除く)は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※当サイトの記事(治療・施術機関の記事を除く)は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

※当サイト内の情報・サービスの正確性・完全性・信頼性、またこれらの使用によって生じた結果、および当サイトを利用したことにより使用者が受けた損害について、一切の責任を負わないものとします。


最新記事
近年増加している「ストレートネック」とは、「スマホ首」ともいわれています。肩こりやめまいなどの症状に始まり、精神面にまで影響をもたらすこともあります。ストレートネックが引き起こす症状、自分でチェックできる方法や予防対策などをご紹介。
更新: 2019-03-11 16:28:24
ストレートネックは頭が前に出た姿勢が基盤になって起こっています。その分、首に大きな張力がかかり負担を増しています。肩こり、腰痛、めまいなど様々な症状を引き起こします。日常生活で実践可能なストレートネックの治し方をいくつかご紹介いたします。
更新: 2019-03-11 16:29:41
ストレートネックが引き起こす症状は肩こり、頭痛、めまい、吐き気など様々。改善するには寝る間の姿勢も重要で「枕」は欠かせません。専門家による枕の選び方や注意点、タオルを使って簡単にできる枕の作り方やおすすめの枕などをご紹介いたします。
更新: 2019-04-10 11:41:42
ストレートネックが引き起こす様々な症状でお悩みの方から実際に改善した体験談を紹介しております。体験談の内容を元にすべて専門家が解説。首もみやタオル枕、首腰枕を実践して症状が改善されております。つらい症状でお悩みの方は参考にしてください。
更新: 2019-03-11 16:30:18
北海道にあるストレートネックに詳しい治療・施術機関です。住所や営業時間などに関する情報を紹介しております。
更新: 2019-03-29 16:33:53
get_app
ダウンロードする
キャンセル